企業団とは?
市役所、町役場の一部の仕事(消防署や斎場など)を共同で行うために設置された地方公共団体を一部事務組合といいます。そのうち、地方公営企業の経営を行うものを企業団といいます。
普通地方公共団体である都道府県、市町村と同様に法人格を有し、企業長を長とする執行機関のほか議会を設置し、その運営を行っています。
企業団概要
はじめに
田川広域水道企業団は、田川市、川崎町、糸田町、福智町の1市3町を構成団体とする一部事務組合です。
構成団体1市3町は、福岡県の北東部に位置し、面積は約140㎢、人口は約9万人となっている。三方を山で囲まれた田川盆地に位置し、福岡市・北九州市の両都市圏とは、車で1時間程度の距離にあります。
平成元年に前身の田川地区水道企業団を設立し、県営伊良原ダムを水源として、田川地域に用水供給事業を展開し、安全でおいしい水の安定供給を図ることを目的に、一部事務組合として設立されました。
平成31年4月、名称を田川広域水道企業団に変更し、田川地区水道企業団の用水供給事業と構成団体1市3町の水道事業の経営の一体化を行い、令和5年4月に用水供給事業と1市3町の水道事業を廃止し、田川広域水道企業団水道事業として、水道水の供給を開始しました。
企業団の組織
- 議会13名(田川市5名、川崎町3名、糸田町2名、福智町3名)
- 監査委員(識見監査委員1名、議会選出監査委員1名)
- 企業長:1名(各市町の首長から互選)
- 副企業長:3名
- 運営協議会4名(田川市長、川崎町長、糸田町長、福智町長)
- 幹事会
田川広域水道企業団の水道【令和5年4月1日】
行政区域面積(㎢) | 140.72 |
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給水区域面積(㎢) | 83.35 |
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行政区域内人口 | 89,616人 |
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現在給水人口 | 86,997人 |
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