企業長あいさつ
原口企業長(川崎町長)
田川広域水道企業団(以下「当企業団」)は、田川市、川崎町、糸田町、福智町の1市3町を構成団体(以下「構成団体」)とする一部事務組合です。
当企業団は、平成元年に構成団体に水道水を安定的に供給するなどの目的で福岡県営の伊良原ダム建設事業に参画するため設立されました。
近年、田川地域の水道は、全国と同様、人口減少に伴う料金収入の減少や高度経済成長期に整備された水道施設・管路の経年劣化に伴う更新需要の増大等により、経営状況が一層厳しくなるという見通しが顕著となりました。これらの課題を解決するため、当企業団は、平成31年4月に構成団体の水道事業の経営を一体化し、国の補助金を活用した水道施設の統廃合及び老朽管の耐震化事業等に着手しました(令和8年度新浄水場完成予定)。また、令和5年4月には4市町の水道事業を完全に統合するとともに水道料金を統一しました。統合により組織と業務が一体化され、より効率的な事業運営を行っております。
今後は、この事業統合のメリットを活かし、「ささえる」「つながる」「安全・強靭・持続可能な水道」を理念に住民のみなさまに安全で安心な水道を安定的に供給できるよう、職員一丸となって取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。